三代目の控え室談義

2013年02月26日 【読んでみました】私、社長ではなくなりました 安田佳生著




『私、社長ではなくなりました」〜ワイキューブとの7435日〜 安田佳生著

一昨年の、三月、ネットニュースで「ワイキューブ倒産」の文字を見て
衝撃を受けたのを覚えています。

この「ワイキューブ」の社長を20年間務めていたのが著者の安田氏です。

以前より、安田氏の著書は数冊持っていて、今から8年ほど前に
田宮店を立ち上げるときに色々と氏の考え方を参考にしたほどです。

採用についてのことが主な内容で、少々、極論しすぎの過激な発言などなども
あり賛同しかねる部分もありましたが、分かりやすい内容でもありました。

また、5年ほど前にはワイキューブの大阪支社にも足を運んだこともありました。

本著書には、「大阪オフィスはメキシコ風にした」と書いてありましたが
確かに会社のオフィスとは思えないような雰囲気を出していて

「受付嬢は美人を揃えた」とも書いてありましたが、対応してくれた方は
オッ!!お思うよな美しい方でした。

また、面談をした社員の方も、ナカナカの好青年で
後日、お店まで食べに来てくれたりもしました。

採用コンサルが主な業務で、当時(今もですが)採用のことで悩んでいたこともあり
何とか参考になればと、足を運んだわけですが、コンサルティングフィーが

本当に「目が飛び出る」ほどの価格で、即お断りをしましたが、、、。


安田氏は、上にも書いていますが、オフィスに拘ったり、美人を集めたり
とにかく話題性を世間に提供し、注目をあび、知名度を上げ、会社を大きくする

そんな手腕で、ワイキューブを経営されておりました。

地下にワインセラーがあったり、カフェバーがあったり
専属のパティシエあバーテンダーを雇ったりと

とにかく、メディアに露出しまくってた会社でした。


本書からは、安田氏の起業から倒産までの、安田氏自身の視点からの
反省が淡々とつづられています。

とにかく「投資」ではなく「浪費」となるようなお金の使い方をしていたようで
倒産の原因も色々とあるのでしょうが、最大の原因は社長自身なのでしょうね。

これは、私自身にも常に意識していることです。

社長の人間としての弱さが、企業の弱点でもあると考えています。
そこを補えあえる仲間がいて、企業は成長していくんじゃないかなと思っています。

成長とは確実に利益を残してく経営を続けることが出来ることであり
膨張とは、会社ばかり大きくなり、実を伴わない拡大のこと。

膨張ではなく、成長を出来る会社にしていくと言うのは
今年のテーマでもあるので、この本は、反面教師としての学びが多々ありました。


しかしながら、企業生存率1年で40%、5年で15%、10年で6%、20年で0.3%、30年で0.02%
と、言われ1年で60%、5年で85%、10年で94%が、倒産や解散という結果になる現代において

20年間、会社を続けることが出来たことは、素直にスゴイなぁの一言です。
posted by 三代目大将 at 08:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみました! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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